山形旅行で思ったこと
2010年08月25日
先日、2泊3日で山形に家族旅行に行ってきました。
家族といっても、私の親(熊本)、夫の親(栃木)、私達家族(東京)と3家族の旅です。
3家族で旅行に行くと言うと、
「素敵!」と言う方と、「大変ね」という方がいらっしゃるのが
おもしろいなあと思いますが、皆さんがどちらですか?
うちが3家族で旅行に行くのはこれで3度目です。
1回目は、私達夫婦が結婚式を挙げなかったことにはじまります。
以前、私のブログ「ハレの日」で、
結婚式というのは、これまで片方の友人や家族だった人達が
二人の友人や親戚になる、これからどうぞよろしくという場
なのだなということを書きましたが、
当時の私達には、恥ずかしながらそんな想いがありませんでした。
そんな私達に、
夫のお母さんが、「家族だけでも」という気持ちを伝えてきてくれて、
その思いに答えるべく企画したのが、3家族での旅行でした。
今思えば大胆なことを企画したなと思いますが、
でも正に、「これからどうぞ末永く仲良くよろしくお願いします」
そんな気持ちがありました。
2回目は、息子の七五三(五歳)の時です。
私の親が九州なので、そうそう東京に出てきませんから、
東京で息子のハレの姿を見てもらって、
せっかくだからそのまま旅行に行こう!と計画しました。
3度目が今回です。
今回は私の父から言い出しました。嬉しかったですね。
今年で77歳になった父の口癖は、
「今回が最期の旅行かもしれないから」。
実際、そんな思いもあるのでしょう。
そんな中、3家族での旅行を提案する父と、
一緒に旅行したいと思わせる夫の親に感謝します。
今回旅行をしていろいろ想った事があります。
1)親にとって
旅行中、私の父が、夫の両親に対し、
「あの二人はほんと性格がよかもん」と言っているのを聞いたことが、
この旅行の一番の収穫でした。
親は子供が大きくなっても親であることは変わらない。
娘がこの人達ならばと思える家庭に嫁入りしたこと、
家族安泰でいることは、きっと最も安心できることなのではないでしょうか。
私も40すぎましたが、九州と東京と遠く離れていて、
何もできていない自分を感じる日々ですが、
今回の旅行は、自分が家族と仲良く過ごすこと。
それこそが、自分が娘として親孝行できることなのだ。
ということを実感し、また嬉しく思いました。
2)私にとって
夫の実家は栃木と東京から近いので、数ヶ月に1回は会う間柄です。
正月は毎年夫の実家ですし、息子も先週、夫の実家に1人泊まりをしたばかりです。
それに比べると、私の実家は九州ですから、電話がコミュニケーションの手段で、実際に会うのは1年に1回ぐらいです。
息子が小さい時は、私の親に息子を会わせることができることが、
親孝行だし喜びでもあったのですが、今回の旅はちがってきたなと思いました。
夫が、私の親を本当の親のように親しく過ごすのを見るのが、一番の喜びなのです。
結婚式をしませんでしたが、
「これからどうぞ末永く仲良くよろしくお願いします」が
できあがっているなということを実感し、嬉しく思いました。
3)息子にとって
おじいちゃん、おばあちゃん4人に囲まれて、
それはもう息子は嬉しそうでしたが、その光景を見ていて、
先日の映画「うまれる」のイベント『家族記念日』でつるのさんが言っていたことを思い出しました。
家族の文化ってこうやってつくられていくのだなって。
両方の親が仲良く旅行に行く風景、記憶。
子どもが両方の親からかわいがられる風景、記憶。
こういった風景や記憶が、この後の息子の彼女や奥さんとの関係、彼女や奥さんの両親との関係に影響してくるのではないかということです。
私も、「息子の彼女や奥さんと、一緒に色々行きたいし、
これを良しと思う人がいいなあ。」と思いつつ、
相手の女性から見ると、マザコンと見えるのかしら?とも心配して(笑)
マザコンかどうかの判定って、
実際の度合い×見る側の家族に対する考え方なのだと思います。
前者に気をつけつつ、家族を大切にすることに男性・女性の偏見がなくなること、
男性女性関係なく、身近で大切な家族という関係をもっと大切にする時代になるといいですね。
今回の旅行は、まずはやっぱり家族!
できることからしっかりと。と思った旅でした。
家族といっても、私の親(熊本)、夫の親(栃木)、私達家族(東京)と3家族の旅です。
3家族で旅行に行くと言うと、
「素敵!」と言う方と、「大変ね」という方がいらっしゃるのが
おもしろいなあと思いますが、皆さんがどちらですか?
うちが3家族で旅行に行くのはこれで3度目です。
1回目は、私達夫婦が結婚式を挙げなかったことにはじまります。
以前、私のブログ「ハレの日」で、
結婚式というのは、これまで片方の友人や家族だった人達が
二人の友人や親戚になる、これからどうぞよろしくという場
なのだなということを書きましたが、
当時の私達には、恥ずかしながらそんな想いがありませんでした。
そんな私達に、
夫のお母さんが、「家族だけでも」という気持ちを伝えてきてくれて、
その思いに答えるべく企画したのが、3家族での旅行でした。
今思えば大胆なことを企画したなと思いますが、
でも正に、「これからどうぞ末永く仲良くよろしくお願いします」
そんな気持ちがありました。
2回目は、息子の七五三(五歳)の時です。
私の親が九州なので、そうそう東京に出てきませんから、
東京で息子のハレの姿を見てもらって、
せっかくだからそのまま旅行に行こう!と計画しました。
3度目が今回です。
今回は私の父から言い出しました。嬉しかったですね。
今年で77歳になった父の口癖は、
「今回が最期の旅行かもしれないから」。
実際、そんな思いもあるのでしょう。
そんな中、3家族での旅行を提案する父と、
一緒に旅行したいと思わせる夫の親に感謝します。
今回旅行をしていろいろ想った事があります。
1)親にとって
旅行中、私の父が、夫の両親に対し、
「あの二人はほんと性格がよかもん」と言っているのを聞いたことが、
この旅行の一番の収穫でした。
親は子供が大きくなっても親であることは変わらない。
娘がこの人達ならばと思える家庭に嫁入りしたこと、
家族安泰でいることは、きっと最も安心できることなのではないでしょうか。
私も40すぎましたが、九州と東京と遠く離れていて、
何もできていない自分を感じる日々ですが、
今回の旅行は、自分が家族と仲良く過ごすこと。
それこそが、自分が娘として親孝行できることなのだ。
ということを実感し、また嬉しく思いました。
2)私にとって
夫の実家は栃木と東京から近いので、数ヶ月に1回は会う間柄です。
正月は毎年夫の実家ですし、息子も先週、夫の実家に1人泊まりをしたばかりです。
それに比べると、私の実家は九州ですから、電話がコミュニケーションの手段で、実際に会うのは1年に1回ぐらいです。
息子が小さい時は、私の親に息子を会わせることができることが、
親孝行だし喜びでもあったのですが、今回の旅はちがってきたなと思いました。
夫が、私の親を本当の親のように親しく過ごすのを見るのが、一番の喜びなのです。
結婚式をしませんでしたが、
「これからどうぞ末永く仲良くよろしくお願いします」が
できあがっているなということを実感し、嬉しく思いました。
3)息子にとって
おじいちゃん、おばあちゃん4人に囲まれて、
それはもう息子は嬉しそうでしたが、その光景を見ていて、
先日の映画「うまれる」のイベント『家族記念日』でつるのさんが言っていたことを思い出しました。
家族の文化ってこうやってつくられていくのだなって。
両方の親が仲良く旅行に行く風景、記憶。
子どもが両方の親からかわいがられる風景、記憶。
こういった風景や記憶が、この後の息子の彼女や奥さんとの関係、彼女や奥さんの両親との関係に影響してくるのではないかということです。
私も、「息子の彼女や奥さんと、一緒に色々行きたいし、
これを良しと思う人がいいなあ。」と思いつつ、
相手の女性から見ると、マザコンと見えるのかしら?とも心配して(笑)
マザコンかどうかの判定って、
実際の度合い×見る側の家族に対する考え方なのだと思います。
前者に気をつけつつ、家族を大切にすることに男性・女性の偏見がなくなること、
男性女性関係なく、身近で大切な家族という関係をもっと大切にする時代になるといいですね。
今回の旅行は、まずはやっぱり家族!
できることからしっかりと。と思った旅でした。
Posted by rika_rika at 11:38│Comments(0)
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