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Posted by たまりば運営事務局 at

東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ

昨日3月29日19時から大阪長居スタジアムで行われた
『東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!』
はご覧になられましたか?

カズのゴールは鳥肌でしたね。
神様って、いるんじゃない?と思うぐらい。

年がばれでしまうけど、カズと私は年が近い。
カズは私達の世代にとってはスーパースター。
キングカズ。
今でもバブルの頃の華やかなカズの姿を思い出す。
でも、現在彼は44歳。そしてなおも現役。
昨年は188分しか試合に出れなかった。
(しかし3得点。
43歳9ヶ月8日
自身の持つJ2最年長ゴール記録を更新)

今回のゴールは、彼がスーパースターだからではない。
彼が日々行っている努力が、昨日もまた同じように続けられている姿を
私たちが目撃しただけだ。
日々、それぞれが出来ることをやり続けよというメッセージが降ってきた。
そんなゴールだった。

以前、テレ朝でカズと修三が対談しているのを観たことがある。

「40歳過ぎてから、本当の意味で“サッカーってこうやってやるんだな”っていう。
ただ単にサッカーってドリブルがうまいとか、足が速いとか、ヘディングが強い
とかって以外に、味方のことを分かっている選手がいい選手」

「30歳の頃に“周りを活かして”なんて言ってたんですけど、本当はあんまよく
分かってないんですよね。新しい発見があれば、まだ成長できる」

「プライドは捨ててない。188分の
ためにやってることは、2000分出た時と変わらない」

あれほどまでのスーパースターが努力をし続ける姿に私達は感動する。
だから私達も努力をし続けようと思う。

がんばろう日本!

チャリティーオークションは4月4日から
楽天市場「日本サッカー協会オフィシャルショップ」内
「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーオークション」コーナー
にて

チャリティーに提供される品物はこちらから

===========

【Jリーグ TEAM AS ONE 出場選手】
*2010Jリーグアウォーズ優秀選手の選考投票を基に、チャリティーマッチの主旨等を鑑みて選出
監督
ドラガン・ストイコビッチ (名古屋グランパス)
GK
川口 能活/ジュビロ磐田
楢崎 正剛/名古屋グランパス
DF
新井場 徹/鹿島アントラーズ
小宮山 尊信/川崎フロンターレ
中澤 佑二/横浜F・マリノス
田中 マルクス闘莉王/名古屋グランパス
茂庭 照幸/セレッソ大阪
MF
関口 訓充/ベガルタ仙台
梁 勇基/ベガルタ仙台
小笠原 満男/鹿島アントラーズ
中村 憲剛/川崎フロンターレ
中村 俊輔/横浜F・マリノス
小野 伸二/清水エスパルス
駒野 友一/ジュビロ磐田
FW
原口 元気/浦和レッズ
ハーフナー マイク/ヴァンフォーレ甲府
平井 将生/ガンバ大阪
大久保 嘉人/ヴィッセル神戸
佐藤 寿人/サンフレッチェ広島
三浦 知良/横浜FC

【日本代表出場選手】
監督
アルベルト・ザッケローニ
GK
川島永嗣 リールセSK
西川周作 サンフレッチェ広島
東口順昭 アルビレックス新潟
DF
伊野波雅彦 鹿島アントラーズ
岩政大樹 鹿島アントラーズ
槙野智章 1.FCケルン
長友佑都 インテル・ミラノ
内田篤人 シャルケ04
森脇良太 サンフレッチェ広島
今野泰幸 FC東京
吉田麻也 VVVフェンロー
栗原勇蔵 横浜F・マリノス
MF 
遠藤保仁 ガンバ大阪
細貝萌 FCアウクスブルク
柏木陽介 浦和レッドダイヤモンズ
長谷部誠 VfLヴォルフスブルク
阿部勇樹 レスター・シティFC
本田拓也 鹿島アントラーズ
FW
松井大輔 グルノーブル・フット38
岡崎慎司 VfBシュトゥットガルト
家長昭博 RCDマヨルカ
前田遼一 ジュビロ磐田
藤本淳吾 名古屋グランパス
本田圭佑 PFC CSKAモスクワ
李忠成 サンフレッチェ広島
乾貴士 セレッソ大阪  


  • Posted by rika_rika at 10:54Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    つながろう子育てコミュニティ」in 江東区

    12月に開催した『みんなDE家族会議』に参加された方の子育て・子育ちに関するイベントをサポートしています。

    これまで私のブログにご紹介した
    1月31日のイクメン@TAMA
    2月16日の地域の力で子育てin調布
    に続いて、
    3月19日(土)に、江東区で子育てイベントがあります。



    【日時】:3月19日(土)10:30~15:00
    【会場】トステムショールーム東京
    都営新宿線/半蔵門線 住吉駅A3出口より、徒歩5分
    行き方はこちら
    【入場料】500円
    【内容】
    子育て仲間とつながる
    ◆ママやパパのワンデーショップ
    ママやパパの特技や得意を披露♪手芸、小物、整体、アロマ体験と盛り沢山☆

    子育て支援とつながる
    ◆江東区内外の子育て支援団体やサークルの紹介ブース
    赤ちゃんやキッズ用品のバザー、助産師さんの相談コーナーもあります!

    ママの心をつなぐ 11時~
    ◆「絆」~ママへのラブソング~の橋本昌彦さんのミニライブ
    作詞家渡辺照子さんのミニトークとママとパパの為の車座ワーク
    子どもが持っている親を愛する気持ち「絆~ママへのラブソング~」視聴はこちら から

    『困らせたくて泣くわけじゃない 甘えたくて抱きしめて欲しいから』
    ぜひ当日、生でおお聴きください!

    支援仲間をつなぐ 13時~
    ◆子育て支援団体をつなぐチームビルディング
    ファシリテーター「している株式会社」代表 長尾彰さん
    ※チームビルディングのご予約は
     宛先:koto319event@gmail.com
     タイトル:チームビルディング参加申込
     (1)氏名 (2)住所 (3)子育て支援活動をされている方はその内容 を
     メールでお送り下さい。
     希望者多数の場合は江東区在住者・子育て支援者優先

    私も顔を出します。ぜひお越しください。  


  • Posted by rika_rika at 14:10Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    嫁としての結婚式

    先日、義理の弟の結婚式に出席しました。

    嫁としてのはじめての結婚式でした。
    夫の親戚に対して、「本日はありがとうございます。」
    という言葉が自然とでる自分に、
    随分なじんだものだと、考え深いものがありました。

    教会で、お嫁さんがお父さんと登場し、
    義理の弟にお嫁さんを渡す場面では、
    自分を送ってくれた父を思い出し、
    また、お嫁さんを迎いいれる側として
    相手のご両親に感謝し、
    いろいろな思いの中で、涙が止まりませんでした。

    小2の息子を見ると、泣いているではないですか!
    流石にまだわかるまいと思って、聞いてみると、
    生演奏に泣けたということでしたが、
    神妙な雰囲気と合わせて泣けたのでしょう。
    君も、ああやって、相手のお父さんからお嫁さんを受け取るほうなんだよ!
    大切にしなきゃね。
    本当に。
    長い年月をかけて育てていただいたお嬢様を迎いいれるわけですから、
    私も将来のお嫁さんを大切にしなきゃと思いました。

    披露宴では、一番後ろの親族の席で二人と、
    二人を祝福する会社の人やご友人を眺めました。
    映画研究会で知り合った二人でしたので、
    映像コントがあったり、
    高校時代の友人からはAKBの歌(振り付き、仮装付き)が披露されたり。
    いつもの披露宴風景のはずでしたが、
    同じ席にいるおとうさんやおかあさんが、
    家以外の息子を知らないから、
    こうやってかわいがってもらっていたんだね。
    と涙ぐむのを見て、
    私ももらい泣き。
    いつもの披露宴とは違う、
    親視点をご一緒させていただいた披露宴でした。

    お嫁さんのご両親が挨拶に来られて、
    「どうぞよろしくお願いします」の言葉に、
    「素敵な妹ができました」と返したら、
    ご両親が涙ぐんでしまって。
    ますます仲良くしなくっちゃと思いました。

    うちの息子同様、
    笑うと目がなくなる明るくて素敵な女性です。
    いい姉妹になれると思うな。

    ということで、新しい家族が増えました。
    みんなで幸せになります。

    良い結婚式でした。







      


  • Posted by rika_rika at 10:35Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    ○回目の誕生日

    昨日は私の誕生日でした。

    何回目というのは内緒です(笑)

    今年はいつもの誕生日とは違うことがありました。
    それは、ソーシャルメディアの威力を感じたこと。

    私は、facebooktwitterをやっていますが、
    朝起きて、メールをみると、
    facebook経由でたくさんのお誕生日おめでとうメッセージが届いていました。

    映画にもなった世界最大のソーシャルメディアfacebookには、たくさんのフレンド紹介機能がついています。



    自分のgoogleメールのアドレス登録がある人を紹介
    自分が入力した紹介文(学校や所属企業や、趣味)から関連する人を紹介
    自分が友達になった人の友達を紹介etc

    勝手に紹介されるからか、自分が探さなくても懐かしい人と再会できたり、
    共通の趣味etcでネットワークが広がっていきます。

    facebookの機能に、誕生日毎に友達を表示する機能がありますが、
    昨日はびっくりするくらい、おめでとうメッセージの書き込みがありました。
    なんと、海外からも。
    ドリカムの曲(youtube)を書きこんで下さった方も!

    自分が誕生日と伝えなくとも、私の誕生日を知って、祝ってくれる人がいる。
    その気になれば、いくらでも人と人は繋がっていけるのだなと思う瞬間でした。

    次にtwitter。
    昼過ぎに、自分が誕生日で、千疋屋のイチゴパフェを食べていることをつぶやきました。



    そうすると、また次々とおめでとうのメッセージが。
    こちらは、主に直接の知り合いがメインです。
    何かのイベントをきっかけに知り合った人と、それっきりでなく、
    twitterを通じて、長く知り合っていける。
    もっともっと、その人のことを知っていける。
    深く繋がっていく。
    私がtwitterを始めたのが、一昨年の11月後半ですから、丁度1年ちょっと。
    私をフォローしてくれる人が1288名。うち直接の知り合いが110名。
    110名が多いのか少ないのかわかりませんが、
    少なくとも、この110名のつぶやきだけは、毎日チェックしていますので、
    それって、凄いことかなと思います。

    でも、やはり一番嬉しいのは、毎年欠かさず、私を祝福してくれる人の存在です。
    それは家族です。

    息子が朝起きて、一番に言った台詞が
    「おかあさん、誕生日おめでとう」だったり、
    夫のお母さんから、結婚して毎年欠かさず
    「おめでとう」の電話が入ることだったり、
    ずっと、私を見守ってくれる人がいる、そばにいてくれる人がいる
    なによりも嬉しいことです。

    ということで、HAPPYな1日でした。

    私を生んでくれてありがとう。
    私を生かしてくれてありがとう。
    誕生日はみんなに感謝する日でもありますね。

    皆さまに祝福あれ♪  


  • Posted by rika_rika at 10:32Comments(2)ご縁・集う・つむぐ

    鹿児島旅行の思い出

    1月4日から7日まで3泊4日で鹿児島に行った時の思い出

    【指宿で砂風呂】




    【息子が海岸で拾った宝物】流木もってかえりました(苦笑)


    【足湯】至る所にあります。鹿児島空港にも!


    【桜島上陸】
    桜島溶岩なぎさ公園の風景。迫力満点。ゴジラの撮影が出来そう。
    去年の噴火が1024回、1月5日の時点で3回噴火だって。


    桜島でも温泉に入りました。

    【鹿児島市内での夜】
    鹿児島中央駅から5分の魚庄にて、カワハギの肝造り。
    九州に来たら欠かせない。
    醤油に肝を入れて、刺身をつけて食べます。

    その他、活サバの豪快盛り、一本釣りアラカブの煮つけetcを堪能。

    息子は真冬だというのに、むじゃきにて白熊。ふわふわ。


    【仙厳園と尚古集成館】
    島津家はすごいです。1500円の入場料で、
    仙厳園にある島津家屋敷と菓子抹茶、庭、
    島津斉彬が造った工場群「尚古集成館」が見学できて大満足。
    昼食もとって3時間30分もいました。



    島津切子にうっとり


    【霧島】
    宿は旅行人山荘
    朝散歩では鹿に遭遇

    木の根っこを階段代わりに下に降りて行くと滝が

      


  • Posted by rika_rika at 10:30Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    チームゲーム『オニミチ』

    チームゲームというのをご存じですか?
    日本でよく見かけるゲームは、競争ゲームです。
    誰が早くゴールにたどりつけるか、誰が一番お金やカードをとったかetc
    順位で勝ち負けが決まります。

    チームゲームまたはコーポラティブゲームは、
    欧米の学校や家庭で広く遊ばれている
    競争ではなく協力してゴールをめざすボードゲームです。

    日本版チームゲーム『オニミチ』を
    Educational Future Centerのメンバーがつくりました。




    ちぎり絵風で、日本の昔話に出てくる鬼がモチーフです。
    目が見ひらいたコマに止まると、起きた鬼を1枚づつめくっていきます。
    6枚めくると、起きて金棒をもった怒った鬼になります。
    そこで、終了。オニが起きる前に、鬼の宝を5枚取り返さないといけません。

    そして、ここが、チーブゲームの特徴。コマは1つです。
    みんなで話しあいながら、コマを進めていきます。
    分かれ道でどっちに進んだらいいのか。
    ハシゴや鬼の傘など、道をまたいでワープするツールをどのタイミングで使うのかetc

    最初は声の大きい子の意見が通るかもしれませんが、結果がでることによって、声が大きい子の意見が正しいわけではないことがわかってきます。
    ただ、発言するだけと違って、何かを決めるということは結果を伴うのです。
    一人で決めることは、不安が伴います。どうしていいか分からなくなるかもしれません。
    ところが、メンバーの意見に耳を傾けてみるとどうでしょう?
    思い切って人と違う自分の考え勇気を言ってみるとどうでしょう?
    一人で考えるより、いろんな案が出ます。
    皆でミッションを達成しゴールすることの達成感。
    自己効力感ってこういうことなんじゃないかな?
    自分が誰かかの力になる。自分ができない事も人の力を借りればなんとかなる。
    小さい子も大きい子も大人もみんなで手を取り合って喜ぶ場面が多々見られます。
    これが、競争ゲームとチームゲームの違い。

    チームゲーム『オニミチ』は子供から150歳まで(鬼?)遊べるゲームです。
    そんな『オニミチ』が体験できます!

    私も先日、息子と息子のお友達を連れて、『オニミチ』体験ワークショップに行ってきました。
    チームゲーム『オニミチ』の体験と、海外のチームゲームの体験
    そして、ゲームの駒を粘土でつくりました。
    息子がつくった駒は、太陽・地球・土星。
    どんだけ科学好きなんでしょう(苦笑)


    とっても楽しかった息子は、家に戻って、レゴでオニミチまで作っちゃいました!


    次回は2011年1月30日(日)
    ①13時30分~15時00分
    ②16時00分~17時30分

    ■ 場 所:下北沢(EFC事務局)
         ①12時50分 下北沢駅西口改札に集合
         ②15時50分 同上

    ■ 参加対象者:0~150歳までのチームゲームが気になる方、遊んでみたい方。
           粘土遊びをしたい方、何か作って見たい方。

    ■ 参加費:小学生以下無料/小・中学生500円/中学生以上1,500円
         ※材料費・お茶菓子代込み。
     
    オニミチ購入をご希望の方は、当日会場にて1箱3,000円で販売いたします。
    2箱以上購入の方は、1箱2,800円でお求めいただけます。
         
    ■ 申込方法:zaki7monte@nifty.com 山崎まで
    お名前・電話番号・メールアドレスをご記入の上お送りください。
    ※お子様とご一緒に参加される方は、人数と年令をお知らせください。      

    オニミチの購入をご希望の方はこちら

    【山崎 那菜】
    1974年 福岡うまれ関東そだち
    大学卒業後、CMや博物館の美術制作を経てブラジルへ渡る。
    留学をきっかけに教育に興味を持ち、美術教室講師・保育園・幼児進学塾の絵画・造形講師としてこども達と芸術活動にいそしむ。
    不登校や障がいのある子、ブラジルの貧困層のこども達とのふれあいから、自らの内面を見つめる重要さに気づき、表現アートセラピーを学ぶ。
    日本の教育や社会をよりよくしていきたいと思い、アートと学びの道~表現すること=生きること~をのんびり爆進中。  


  • Posted by rika_rika at 11:15Comments(1)ご縁・集う・つむぐ

    恩送り

    【恩送り】という言葉をご存知ですか?

    Wikipediaを見ると、
    【誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。
    そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。
    そうして「恩」が世の中をぐるぐる回ってゆくということ】
    だそうです。

    私は、母親の実家が浄土真宗のお寺だったせいか、
    母親が父親に嫁いだ後も、毎月お坊様が家に来ていて、小学校にあがる前からお説教を聞いていました。
    当時の私には難しくてよくわかりませんでしたが、
    温かくて安心できるオーラーの持ち主であるお坊様の言うことだから、
    そして、なによりも母親が有難く頂戴している様をみて、
    大事なことを言っているのだろう、大切にしなきゃ
    と幼いながら思っていました。

    そして、物心ついてから、
    特にキャリアカウンセリングの勉強をはじめてから、
    人の相談をうけるようになってから、
    お坊さんが言っていたことが、あーそういえば!と呼び起こされるようになりました。

    【恩送り】もその1つです。
    行いは、巡り巡って廻ってくる。

    今は形式的なお葬式でのお布施や食事の振る舞いですが、
    これも、もともとは【恩送り】だったようです。

    お坊さんにお布施を渡すことは、
    故人を支えてくれた人に、恩返ししたくても返しきれない。
    だから当時、公的な場であるお寺に寄付することによって、
    将来、不特定多数の人が、その恩恵にあずかりますように。
    との恩送りの精神から生まれたようです。
    食事の振る舞いもそうです。
    ご馳走が珍しかった時代に、近所の子どもをはじめ、
    恩を受けた人にだけでなく、不特定多数の人に振舞われました。

    恩送りは、お金や物品だけではありません。
    私のキャリアカウンセラーという仕事も恩送りだと思っています。
    私は、キャリアカウンセリングをしている時、誰かを支援しています。
    しかし、その誰かは、その後、仕事で何かを生み出したり、子どもを生み育てたりして、
    私は、その恩恵をうけているのです。
    決して、一方的な関係ではありませんし、
    恩を与えた人から直接、恩返ししてもらっているわけでもありません。
    一人一人、自分ならではの恩送りの方法があるからこそ、
    世の中はまわるのかもしれないなと最近考えています。

    巡り巡って
      


  • Posted by rika_rika at 14:05Comments(1)ご縁・集う・つむぐ

    多様な教育リアル熟議(第一回)

    私が所属するEducational Future Center(EFC)多様な教育を推進するためのネットワーク(おるたネット) の主催で、多様な教育リアル熟議(第一回)を開催しました。

    「なぜ多様な教育が必要か」について熟議する場する場です。
    熟議というのは、多数決民主主義でも利益団体代表民主主義でもなく、
    みんなで問題を検討して解決を見つけることです。
    現在文科省がネット上で主催していますが、
    実際に人が集まって行うものを区別して「リアル熟議」と呼んでいます

    全部で4回シリーズで行いますが、第一回は、問題の提起ということで、
    「現在の学校はすべてに人のニーズに応えられているか?」 です。

    私のグループは、私以外に、学校の先生が2名、学生2名、私のような学校以外の教育関係者1名、計6名でした。

    ★1R:日本の教育と学校に私たちが求めていることは何?

    教育と学校に求めることって違うよね。私たちって誰?という話になりました。
    模造紙に
    <求める人>
    ・親 ・先生 ・生徒
    ・企業 ・地域 ・みんな
    <教育>
    <学校>
    ・学校 ・小学校 ・中学校 ・高等学校 ・大学
    と挙がったものを書きだし、各々がそれぞれに思うことをポストイットに書いて貼ることに。

    一通り貼った後で、シェアタイム。

    <求める人>に貼られた付箋で盛り上がります。
    学校の先生から、先生同士がお互いにつながる、提案を恐れないという背景と意思を聴いたことで、
    ・先生と生徒も!
    ・夫婦間も!
    ・親と学校も!
    ・企業・地域と学校も!
    ということになり、皆で相互の⇒を書き込みます。

    1)じゃあ、どうやったら繋がれるのか?という話になりました。
    ・各々の求めることを知る
    ・提案を恐れない
    ・協力する、チームになる
    ・言いっぱなしではなく、相手に求めるだけでなく、自分も関わる
    当事者意識を持つことが重要というキーワードが出て、赤で囲みました。



    2)じゃあ、どういう場があると繋がれるか?
    実現性に向けて話しあうことにしました。
    ・学校からのお知らせで(呼び出されて)行く場ではなく、もっと学校が日常生活の延長上にあって、子育ての悩みを話しあったり、大人の学習の場にもなるといい。

    先日、オランダの共生教育の講演会を開催した時に出ていた「母さんモーニング」や「ストーリーバックプロジェクト」を思い出しました。
    「お母さんモーニング」
    2週間に1度木曜日の午前に行われる茶話会です。
    自分たちでお菓子を持ち寄り、子供達の学校生活や私生活に関することなど、毎回テーマを設けて、お母さん達同士、先生などが垣根を取り除いて、お互いに意見を交換する場となっています。

    「ストーリーバックプロジェクト」
    保護者の学校参画推進事業で、市からお金の援助もあります。
    テーマにする本を選び、お母さんたちは、ストーリーや絵をもとに、自分たちで遊びを創作し、もとになった本と一緒にストーリーバックと呼ばれる80センチ四方ぐらいの大きな袋に入れます。
    袋の中には、2,3種類の創作遊びの道具の他に、本のテーマについてもっと深く知るための図鑑や雑誌など参考資料、お母さん達がつくった創作遊びのルールが入っています。完成すると、図書館の本のように子供達に貸し出されます。子供達は家に持って帰り、家族や友達と袋の中のゲームで遊びながら本を読んでいきます。
    ストーリーバックづくりは、時間はあり学校の役に立つことを何かしたいけど、きっかけがつかめないというお母さんたちにチャンスを与え、親が学校に参画し、子供の学習をも助けます。

    学校の先生からは、放課後の部活を地域の方やOB・OGが手伝ってくれると、先生は授業をよくするための時間に使えるし、生徒も様々な大人と触れあう機会ができ、学校がコミュニティの場になるのでは?という話が挙がりました。

    学校に求めるものとして”安全安心””安心して学べる”と書かれた付箋があったことから、学校外の人が学校に入って繋がることと、安全安心は共存できる?という話にもなりました。

    安心安全=防犯と考えた場合、
    時間帯や場所を制限するなどのルールや、守衛さんetc防犯の対策をとることで共存できる
    外部と学校が繋がること=危険ではない

    安全安心=信頼関係の場(生徒同士、生徒と先生)とも言えないか?という話へと発展します。
    教育に求めるものとして
    お互いよく聴く、話し合いを学ぶ、立ち止まって考える、自分と人を信じられる、仲間づくり、興味関心、得意なことで勝負できる、成長を感じる、自分が役立つことが感じられる、勉強が社会で役立つことが感じられる、意欲向上、読み書き計算、学力向上、自立
    といった付箋があったので、全部近くに寄せることにしました。




    ★2R:私たちが日本の教育や学校に求めていることのために私たちは何ができるだろう?
    1Rで少しやっちゃったね。という話になり、軽くおさらい。
    私たち=自分もやってみる?という話になり、それぞれがこれまでに挙がった求めている者に対して、できることを挙げました。
    ・母校に活動しにいく
    ・職員室で先生同士つながる、提案を恐れない
    ・安心して学べる授業をする
    ・自腹きって必要な資金を提供する。自分の労力も
    などなどを追加し、発表者が発表しやすいようみんなで並べ直して発表。

    うちのチームの話し合いを簡単にまとめると、
    私たちといっても、いろんな立場の人がいるから、まずはそれぞれの立場やニーズを知ろうとする。
    知ろうとするだけでなく、提案もする、議論する。この熟議のように。
    そして、言いっぱなしではなく、当事者意識をもって自分も関わる。
    これが繋がることだ。
    そうすると、学校に求めていること=安心して学べること
    例)
    お互いよく聴く、話し合いを学ぶ、立ち止まって考える、自分と人を信じられる、仲間づくり、興味関心、得意なことで勝負できる、成長を感じる、自分が役立つことが感じられる、勉強が社会で役立つことが感じられる、意欲向上、読み書き計算、学力向上、自立に繋がっていく。
    わたしたちの中には私も入っている。私も当事者になること。
    という話だったような気がします。

    感想としては、特に先生の話が聞けてよかった。
    普段、親は担任と自分の子供について話しをするぐらいなので、自分の子供の話ではなく、もっと広い視野で、いろんな先生と話しをするのって新鮮だと思う。
    先生や学校への理解も深まると思うし、自分も何かできないかなと考えるきっかけになる。

    個人的には、安全安心=信頼関係の場
    というのが心に残りました。

    次回は、12月19日(日)です。
    1回目で話し合ったことをうけて、実現化に向けてより深めていきます。
    1回目参加していない人でも参加できます。誰でも参加できます(子供でも)
    応募フォームができあがったら、紹介しますね。
    もしくは、Educational Future Center(EFC)のメールマガジンをご購読ください。
    無料です。  


  • Posted by rika_rika at 16:11Comments(1)ご縁・集う・つむぐ

    結納

    先日、夫の実家である栃木県足利市で、義理の弟の結納に立ちあいました。

    自分がそもそも、披露宴さえしていないものですから、
    義理の弟のお嫁さんはともかくとして、お嫁さんのご両親や兄弟に
    結婚式ではなく、結納の段階でお会いするというのが、とても新鮮でした。

    義理の弟のお嫁さんは仙台の方。
    当日はみなさん、仙台から車で数時間かけて、足利まで足を運んでくれました。

    場所は足利にある『旅別 巖華園(がんかえん)』

    夫と結婚してから、足利には何度も遊びに行っていますが、はじめて訪れました。
    主屋、蔵、大門など7棟が歴史的建造物として国の有形文化財に登録されている由緒あるお屋敷で、
    宿泊もできるお食事処となっています。
    『巖華園』と命名したのは渡辺崋山だそうです。
    作家の坂口安吾や、岡本太郎が愛用していたことでも有名らしく、
    俳優の森繁久弥や、NHK大河ドラマ『太平記』が足利で撮影された時は、
    出演していた俳優さんたちが宿泊していたということを、おかみから聞きました。

    結納場所のお部屋は、お庭に面したお部屋で、
    岩肌をそのまま生かした庭に、自然と心がなごみます。


    ※この2枚の写真は、ブログ『yohyo大好き』より

    結納の儀式を済ませ、それぞれの親族紹介、そして和やかに食事となりました。
    料理がとてもおいしくて感動しました。
    さすが料理宿。大満足です。
    当たり前ですよね。そうじゃないとお忍びで著名人が訪れるわけがない。
    足利にまた1つお気に入りができました。

    義の弟は夫より10以上年下で、奥さんは更に1つ下ですので、ご両親もとても若いです。
    とても気さくな方々で、iPadに夢中と聞いて、思わず親近感をもってしまいました(笑)

    場所を移して、別棟の喫茶室へ。
    ここがまたいいのです。
    持ち主がシャーロクホームズがお好きだったということで、
    シャーロックホームズの絵や、シャーロックホームズが好きそうな
    天秤や望遠鏡etcアンティークな小物がたくさん。
    素敵すぎる!こんな場所でコーヒーを飲めるなんて幸せでした。




    場所も料理も最高だったのですが、私が一番よかったなと思ったのは、
    やはり、義理の弟のお嫁さんご家族にお会いできたことです。
    これから家族になる方たちと会って話すのっていいですね。
    結婚する前は考えたこともないことです。
    知り合いが増えていくのとは全くちがう感覚があります。
    夫と結婚するときに夫のご家族とお会いしたのともまた違う感覚です。
    当たり前なのに、想定していなかったといったらいいでしょうか。

    そうか、血がつながっていく。というのはこういうことか!みたいな、
    存在していたのに実感していなかったことを実感した感覚です。
    こうして人がつながり、子孫を残してきたのだな。
    私がいるのだな。
    私も後世につなげるのだな。
    歴史ある場所で、人の命が連鎖したその瞬間に今自分が居合わせたことをとても嬉しく感じました。

    あと、これは私が勝手に思ったことですが、
    私がいることが、もしかしたら、義理の弟のお嫁さんやその家族のロールになったのかも
    ということです。

    この家に入った嫁が、お母さんやお父さんと話す姿
    孫がおじやおじいちゃん、おばあちゃん遊ぶ姿
    そして、私が娘さん(お嫁さんの親から見て)と話す姿

    会えてよかった。安心したと思ってくれたら幸いだなと思います。









      


  • Posted by rika_rika at 11:33Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    ドラムサークル&ワールドカフェ

    大前みどりさんが主宰するワールドカフェに行ってきました。

    大前さんのワールドカフェに参加するのは、これで3回目です。
    ◆1回目:「ストーリーテリング」
    ⇒感動ムービーを見た後に、感動体験について対話しました。
    ◆2回目:「降りゆく行き方に学ぶキャリアチェンジ」
    ⇒映画「降りゆく生き方」を観た後、降りゆく生き方について対話しました。

    今回のテーマは、「ドラムサークルで体感」です。
    ドラムサークルはご存知ですか?
    ---------------
    ※wikipediaより引用
    世界の打楽器を使った即興演奏。
    人類は古今東西で集まり、輪になって打楽器その他の楽器の演奏、歌、踊り等を行ってきた。
    それを現代社会にマッチしたものに「再編成」し、さまざまな場面で活用しているもの。
    ドラムサークルのポイントは、「練習して人前でパフォーマンスする/聴いてもらう」ことではなく、「練習せずにその場で全員が演奏する/基本的に聴衆がいない」こと。また、「間違い/失敗」がないことも、ドラムサークルの特徴とされる。

    今回はドラムサークルの中でも、「ファシリテーテッド・ドラムサークル」と言って、
    「ファシリテーター」という案内役のガイドにより行われる。
    最大の特徴は、参加者は「ドラムを習うため」ではなく、
    「楽しむため」、または「体験するため」に参加すること。
    ファシリテーターは、「in the moment (Arthur Hull)/いま、ここ」の
    音楽を演奏するよう参加者を促し、参加者の間の「つながり」や「コミュニケーション」を強化する。
    ---------------

    今回、ファシリテーターをやられた佐々木薫さんが
    「エンパワメント」の為のドラムサークルである
    と言われてたことが、とても嬉しく、共感できました。

    会場につくと、イスで何重もの円がつくられ、イスの上にいろいろな楽器が置いてありました。
    好きなポジション、好きな楽器を選んで座ると、自然と隣の人と言語又は非言語の会話が始まります。
    そしていよいよ自分の楽器の音を確認。
    それから、適当に自分のリズムで音を鳴らしてみました。

    今から書くことは、リズムをとりながら考えていたこと、感じていたことではなく、
    その後のワールドカフェの対話の中で、引き出されてきたことです。

    1)自分でいいが許される感覚
    最初は、リズムどうとったらいいのだろう?等、
    頭で考えて、自然でない自分がいました。

    そのうち、興味が自分の音から他人に向かいます。
    仕事がら?こんな音の世界でも、その場にいる人を観察している自分がいました。
    「自分の音の世界に入っている人」
    「次々、対象を見つけては、その人のリズムに合わせてみる人」
    「飽きてきた人」
    「ワールドカフェに来たのにと困惑している人」etc

    いろんな人がいることに安心&楽しくなってきた私は、
    もう自分であり、みんなの中の一人でした。
    合わせたい時は合わせるし、リズムを変えてみた時は変えてみるし。
    その場にいることがとてもとても楽しくなりました。
    これはどういう体験なのかと言うと、「自分でいい、あなたでいい」と思えたということ。
    ドラムサークルは、今ここの自分でいること、間違い/失敗がないこと
    誰に言われたわけでもないのに、
    そういった暗黙のルールをいつの間にか音楽を通して共有していました。

    実に面白い体験でした!

    2)自分のパターンから抜け出す
    ワールドカフェで対話する中で、実は途中、退屈しはじめていたという声を聞きました。
    何故退屈していて、何故ファシリテーターが入ってきた時、変わったのだろう?
    そういう話をする中で出来てたのが、「自分のパターンから抜け出す」でした。

    自由きままにやるのは楽しいけど、自分が考え付くことは限られている。
    他人のやり方に乗せられることで、乗ってみることで、自分には思いつかない新しい発見と喜びがある。

    3)自分でいることが役に立つ感覚
    今回、音しかない世界では、音=自分を表現するものだと言えます。
    自分なりに音を出す自分。人に合わせる自分を楽しんでいた時間がありました。
    更に、ファシリテーターが入ったことで、自分に全体の中での役割が出来たのです。
    「自分でいい」と受け入れられただけでなく、
    自分が音を出すことの大切さ、手ごたえを感じた体験でした。

    4)自分の音を止めてみる
    今回、私が一番印象的だったのは、音を消していく体験です。
    今回、打楽器以外にも、さまざまな楽器が用意されていました。
    しかし、大きな主役である打楽器の音に打ち消されて、あまり他の音が聞こえてきません。
    ファシリテーターが、途中で打楽器の音を少しずつ止め始めました。
    すると、聞こえてきたのは、打楽器以外の音。
    いろんな音があります。
    スパイスのように、打楽器の音を微妙な味わいを与えていたことがよーくわかります。

    この体験は何だったのか?
    自分には聞こえていない音、聞こうとしていない音があるという体験でした。

    自分の音を出すことに一生懸命になっている自分
    人に合わせいるといっても、大きな主役級の音に合わせている自分
    確かに存在するのに聞こえないのは、自分が邪魔をしているからなんですね。

    「自分の音を止めてみる」
    「小さな音を聴く」
    私にとって、この日の一番の収穫でした。


      


  • Posted by rika_rika at 11:03Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    山形旅行で思ったこと

    先日、2泊3日で山形に家族旅行に行ってきました。
    家族といっても、私の親(熊本)、夫の親(栃木)、私達家族(東京)と3家族の旅です。

    3家族で旅行に行くと言うと、
    「素敵!」と言う方と、「大変ね」という方がいらっしゃるのが
    おもしろいなあと思いますが、皆さんがどちらですか?

    うちが3家族で旅行に行くのはこれで3度目です。

    1回目は、私達夫婦が結婚式を挙げなかったことにはじまります。
    以前、私のブログ「ハレの日」で、
    結婚式というのは、これまで片方の友人や家族だった人達が
    二人の友人や親戚になる、これからどうぞよろしくという場
    なのだなということを書きましたが、
    当時の私達には、恥ずかしながらそんな想いがありませんでした。

    そんな私達に、
    夫のお母さんが、「家族だけでも」という気持ちを伝えてきてくれて、
    その思いに答えるべく企画したのが、3家族での旅行でした。
    今思えば大胆なことを企画したなと思いますが、
    でも正に、「これからどうぞ末永く仲良くよろしくお願いします」
    そんな気持ちがありました。

    2回目は、息子の七五三(五歳)の時です。
    私の親が九州なので、そうそう東京に出てきませんから、
    東京で息子のハレの姿を見てもらって、
    せっかくだからそのまま旅行に行こう!と計画しました。

    3度目が今回です。
    今回は私の父から言い出しました。嬉しかったですね。
    今年で77歳になった父の口癖は、
    「今回が最期の旅行かもしれないから」。
    実際、そんな思いもあるのでしょう。
    そんな中、3家族での旅行を提案する父と、
    一緒に旅行したいと思わせる夫の親に感謝します。

    今回旅行をしていろいろ想った事があります。
    1)親にとって
    旅行中、私の父が、夫の両親に対し、
    「あの二人はほんと性格がよかもん」と言っているのを聞いたことが、
    この旅行の一番の収穫でした。
    親は子供が大きくなっても親であることは変わらない。
    娘がこの人達ならばと思える家庭に嫁入りしたこと、
    家族安泰でいることは、きっと最も安心できることなのではないでしょうか。
    私も40すぎましたが、九州と東京と遠く離れていて、
    何もできていない自分を感じる日々ですが、
    今回の旅行は、自分が家族と仲良く過ごすこと。
    それこそが、自分が娘として親孝行できることなのだ。
    ということを実感し、また嬉しく思いました。

    2)私にとって
    夫の実家は栃木と東京から近いので、数ヶ月に1回は会う間柄です。
    正月は毎年夫の実家ですし、息子も先週、夫の実家に1人泊まりをしたばかりです。
    それに比べると、私の実家は九州ですから、電話がコミュニケーションの手段で、実際に会うのは1年に1回ぐらいです。
    息子が小さい時は、私の親に息子を会わせることができることが、
    親孝行だし喜びでもあったのですが、今回の旅はちがってきたなと思いました。

    夫が、私の親を本当の親のように親しく過ごすのを見るのが、一番の喜びなのです。
    結婚式をしませんでしたが、
    「これからどうぞ末永く仲良くよろしくお願いします」が
    できあがっているなということを実感し、嬉しく思いました。

    3)息子にとって
    おじいちゃん、おばあちゃん4人に囲まれて、
    それはもう息子は嬉しそうでしたが、その光景を見ていて、
    先日の映画「うまれる」のイベント『家族記念日』でつるのさんが言っていたことを思い出しました。

    家族の文化ってこうやってつくられていくのだなって。

    両方の親が仲良く旅行に行く風景、記憶。
    子どもが両方の親からかわいがられる風景、記憶。
    こういった風景や記憶が、この後の息子の彼女や奥さんとの関係、彼女や奥さんの両親との関係に影響してくるのではないかということです。
    私も、「息子の彼女や奥さんと、一緒に色々行きたいし、
    これを良しと思う人がいいなあ。」と思いつつ、
    相手の女性から見ると、マザコンと見えるのかしら?とも心配して(笑)

    マザコンかどうかの判定って、
    実際の度合い×見る側の家族に対する考え方なのだと思います。
    前者に気をつけつつ、家族を大切にすることに男性・女性の偏見がなくなること、
    男性女性関係なく、身近で大切な家族という関係をもっと大切にする時代になるといいですね。

    今回の旅行は、まずはやっぱり家族!
    できることからしっかりと。と思った旅でした。
      


  • Posted by rika_rika at 11:38Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    スローなカフェのつくりかた

    国分寺にある伝説のカフェ「カフェスロー」のオーナーでもあり、
    「暮らしをかえる、世界がかわる スローなカフェのつくりかた」の著者でもある
    吉岡淳さんのお話を聴く機会がありました。

    カフェスローをご存知ですか?
    1999年に誕生した「ナマケモノ倶楽部」の
    活動拠点の場として2001年にオープンしたカフェです。


    「ナマケモノ倶楽部」は、
    環境運動に関わる人の生活と、掲げている環境問題というテーマが
    一致しなくても問われないことに疑問を持った人たちが集まり、
    まずは自らが「自然に負荷を与えないライフスタイル」を実践しようと、
    そのための情報提供や活動の場を企画運営しているNGOです。
    そして、環境問題を経済活動からも変えていこうと、
    フェアトレードとスローライフを軸にした環境共生型ビジネスを
    「スロービジネス」と定義し、こういった社会運動を応援しています。

    「カフェスロー」はその第一号店なのですが、
    ここには、スローカフェ宣言という、マニュフェスト(公約)みたいなものがあります。

    ●ひとつ、スローカフェはオーガニックカフェ
    ●ひとつ、スローカフェはフェアトレードショップ
    ●ひとつ、スローカフェはスローフード
    ●ひとつ、スローカフェはスローマネー
    ●ひとつ、ストーカフェはインフォ・カフェ
    ●ひとつ、スローカフェはスロービジネス
    ●ひとつ、スローカフェはスローデザイン
    ●ひとつ、スローカフェは子どもと共に育つカフェ
    ●ひとつ、スローカフェはコミュニティ
    ●ひとつ、スローカフェはナマケモノ的ライフスタイル

    私が面白いなと思ったことが3つあります。
    1つは、「インフォ・カフェ」の在り方です。
    その店のコンセプトや発信したい情報を、
    ショップカードや情報誌にして店に置いてあるのはよく目にすると思います。
    カフェスローが面白いのは、店そのものが情報だということです。

    内装は珪藻土やワラ、家具はリユース商品
    料理はオーガニック、フェアトレード商品、スローフード
    その他、地球に負荷をかけない工夫が随時に見られます。
    ・ナプキンやおしぼりを置かない
    ・生ゴミを出さない(まかない料理も含めて全部使い切る)
    ・仕入れるコーヒーの栽培方法にこだわる
    ・地域通貨(利子を産まない通貨)
    etc 店に置かれているもの(結果)、そこに至るまでの過程全てに
    「環境に負荷をかけないライフスタイル」に関する情報なのです。
    具体的に具現化されたライフスイルを目にし、体験することができます。

    すごいなああ!!!

    2つ目は、「物を売る発想ではなく、物語を語るという発想」
    1つ目の「インフォカフェ」の在り方に繋がってきますが、
    どういう経緯でそれがここにあるのか、
    質問を受ければそのことを一生懸命語るスタッフの存在です。

    これはキャリアカウンセリングを業とするものとして、とても感動的なことです。
    キャリアカウンセリングで沢山の人にお会いすることは、
    同時に、沢山の職業、沢山の物語に出会うことでもあります。

    私たちが普通に目にしている商品やサービス。
    この商品やサービスの裏側には、
    沢山の人の想いや創造や協力、努力が詰まっているのです。
    そんなことを知ってしまうと、
    新商品の広告をみても、販売目的で声をかけてくる店員さんにも
    なんだか愛おしくなってしまう時があります。

    これに近いのかなと思います。
    このフェアトレード商品がその店に届くまでには、
    いろんな想いがこめられている。
    商品を扱う人が、作り手と想いを共有し、感謝し、
    また買い手とつながろうとしている。
    そんな想いや努力に感動せずにはいられません。

    3つ目は、「儲かるではなく、持続可能な経営を目指す」ということです。
    例えば、営業時間。
    通常のカフェとは違って、週休2日、11-19までの営業になっています。
    スラッフのモチベーションが高いと、自然と客への対応に反映し、
    結果的にお客さんにとって、居心地の良い場になるからだということです。

    そんな客への居心地の良さへのこだわりは、随所にみられます。
    店の空間(珪藻土、広さ、暗さ、緑)や食事はもちろんのこと、
    スローカフェでは、さまざまなイベントが開催されています。
    有名なのは、暗闇カフェ。
    今は、キャンドルナイトと言う言葉も有名になりましたが、
    当時、キャンドルの灯りだけで食事をとるというのは画期的だったようです。
    キャンドルの灯りの中、電気を使えないので音楽ももちろん生演奏。
    多くの人の心をつかみました。

    現在は、生演奏、映画上映会、ヨガやアロマテラピー、ギャラリー
    と多くのイベントが開催されています。
    カフェに来た人が、今度は主催者になる。
    そこにまた人が集まる。
    まさにコミュニティを生みだす担い手としてのカフェを成功させました。

    吉岡さんが、30年あまり務めたユネスコを退社し、
    この世界に身を投じることに影響を与えたものとして
    平和の文化
    を挙げていました。

    まず地域の中に平和の文化が育つこと
    地域の中で、平和の文化を阻害する要因をなくしていくこと
    そんな平和の文化をもった地域と地域がつながっていくこと
    これが平和をつくるということなのだそうです。

    私も5年前、キャリアカウンセラーという仕事をしている中で、
    子どもが入院し、自分の在り方を問わずにはいられない体験をしました。
    他人の子ども、社会にばかり目を向けて、自分の足元はどうだったんだろう?
    身近な大切な人を大切にできずに、周りを幸せにできるのだろうか?

    今は、
    ・身近で大切な人を大切にすること
    ・自分の経験を社会に還元すること
    の2つのバランスをとることを大切にしています。

    身近なところから、自分ができることから。

    お隣さんと挨拶していますか?
    ご主人とはどんな会話をしていますか?
    子どもが最近一番嬉しかったことはなんですか?

    平和の文化、身の回りからつくりたいですね。





      


  • Posted by rika_rika at 10:06Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    ワールドカフェをやろう!

    「決めない会議」、「ワールドカフェをやろう!」の著者である
    香取一昭さん大川恒さん
    「ワールドカフェ・ファシリテテーター養成コース」に行ってきました。

    前半は、著書「ワールドカフェをやろう!」をもとに、
     ・ダイアログやワールドカフェ
     ・ワールドカフェの企画準備とファシリテーションについて
     ・ワールドカフェの事例紹介
    がありました

    事例紹介では
     ◎企業におけるワールドカフェ
     ◎地域活性化のためのワールドカフェ
      ・京都市未来まちづくり100人委員会設立総会
      ・宇都宮プライドのキックオフ
     ◎読書会としてのワールドカフェ
      ・アジア・プロアクティブ・パートーナーズ
     ◎NPO法人でのワールドカフェ
      ・日本ファシリテーション協会九州支部のワールドこたつ
     ◎プロチームでのワールドカフェ
     ◎海外でのワールドカフェ
    について説明がありました。

    後半は、
    実践編として、問いの決め方について解説を受けた後、
    実際に自分が企画したいワールドカフェについて、
    ワールドカフェの目的、参加者、問い、プロセスなどを考えました。

    個人で設計後、グループで意見交換をし、又、必要に応じて、香取さん、大川さんから個別アドバイスを受けることもできます。

    また数例に関しては、セミナー参加者全員で、質問したり、こうしたほうがいいのでは?とアイデアを出し合い、どんどん洗礼されていく様を目のあたりにしました。

    今回のセミナーで学んだことは、
    1)ワールドカフェは手段である
    ワールドカフェは楽しく気軽にできて、参加者の満足度も高いので、
    これまで会議でやっていたことを、ワールドカフェでやってみようかな?と
    ワールドカフェをやる前提で企画しがちなのですが、
    やはり大事なのは、
    どういう集団または個人に対してどういう状態になってほしいか?
    という目的の明確化です。


    その目的を実現する上で、そもそもワールドカフェが効果的なのか?
    ワールドカフェをやる場合でも、ワールドカフェだけでいいのか?
    といった、手段の選定としてのワールドカフェがあり、
    ワールドカフェでやろうという段階になって、
    どういう問いが必要なのか?
    誰をどのように集めたらいのか?
    etcという詳細設計に移っていきます。

    私が以前、ブログに書いたような大川みどりさんのワールドカフェは、
    「キャリアチェンジ」とった個々に関することがテーマなので、
    それぞれがそれぞれの気付きを持ち帰ることできれば、成功だと思います。

    企業や行政でやる場合だと、
    ・新しいアイデアを活発に出す場にしたいのか?
    ・課題の共有をしたいのか?
    ・組織の求心力となる価値観の共有をしたいのか?
    ・コミュニケーションが活発で関係性の高い組織をつくりたいのか
    ・決定にも自ら関わり、自ら動く組織にしたいのか?
    ・執行部に提言を行うための重要な情報収集活動にしたいのか?
    etc、さまざまな目的があり、
    主催者自身が明確にしておかないと、
    また、組織とコンセンサスがとれていないと、
    楽しかったけど、結局どうなったの?というワールドカフェになると思いました。

    2)信頼関係が前提
    ワールドカフェは、たくさんの人としての喜びを生みだします
    ・自己を解放する喜び(語ることの浄化作用)
    ・違いを認め合う喜び
    ・互いがもっている知識や経験を伝えて刺激しあう喜び
    ・新しい気付きやアイデアがうまれう喜び
    ・価値感を共有する喜び etc

    しかし、出てきたアイデア、価値観、理想に対し、
    個々が行動を選択する場面になると、
    失敗すると責任をとらされるのではないか?といった
    日ごろの上司や組織との関係性が急に立ち上がってくることがあります。

    これを、課題や組織を変えるチャンスだと組織側が捉えるのか、
    せっかくワールドカフェをやったのに、結局行動に結びつかない個人ばかり
    だと捉えるのか大きな違いがあると思いました。

    3)企画側も皆でわいわい
    今回、まずは個人で設計し、グループや全体で意見交換をしましたが、
    やはり、質問されることで、目的や悩みどころが明確になり、
    それに伴い、自分やみんなからアイデアが湧き上がるという体験をしました。

    ワールドカフェに関わらず、準備9割本番1割とはいいますが、
    やはり、準備段階でしっかり揉むことで、
    本番はホスト(もてなしの空間づくりと場のホールド)に専念できることを実感しました。
    主催者側も一人でなく皆でわきあいあいとやりたいですね。

    なお、ワールドカフェですが、お手軽に500円~1000円で参加できる場があります。
    ワールド・カフェ・コミュニティ・ジャパン
    アニメカフェなど参加しやすい身近なテーマから国際協力など
    さまざまなテーマで開催されます。ぜひご参加ください。





      


  • Posted by rika_rika at 11:00Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    ハレの日

    週末に、以前勤めていた会社の後輩の結婚PARTYに行ってきました。

    自分が結婚する前にもっていた結婚式のイメージは、
    華やかで正にハレの場、お祝いの場でした。

    それが、結婚して、子供も出来て、改めて結婚式に出るようになると、
    以前とは全く違うことを感じようになるものだなと気付きました。

    結婚式には、二人の関係者が集まっています。
    肉親や、学生時代の友達、職場の仲間etc
    それまでは、男性側、女性側のいづれかにとって大切な人だったのが、
    結婚式という時間を共にすることによって、
    夫婦二人の共通の大切な人になる場なんだなって。

    自分がそうありたいし、実際そうあったからかもしれません。
    自分が大切だと思える人達に、自分が結婚する人のこともスキになって欲しい。
    良い関係でいて欲しい。
    同じように、相手の大切な人とも良い関係でいたい。

    オバマ大統領やイチロウなど有名人の映像を切り取り、
    まるで世界が二人を祝福しているかのようなビデオが流れるなど、
    二人の粋な演出に、参加者として、とても楽しめましたし、
    最後に、当日の出席者の映像と名前がテロップで流れたのには本当に感動しました。

    二人のおもてなし、「どうぞよろしく」という気持ちが伝わってきたように思います。

    これから、改めてどうぞよろしく。

    家族同士の良いお付き合いが出来たらと思います。
    お招きありがとう。いい時間でした。
      


  • Posted by rika_rika at 19:20Comments(0)ご縁・集う・つむぐ

    みんなであそぼう。

    先日、アソビジさん主催のチームビルディング体験会に参加してきました。

    今回は、大前みどりさんのワールドカフェプレイベントでご一緒したmoonさんにお誘いいただいたのですが、アソビジさんのサイトを開いて、目に飛び込んできたのがこの言葉。



    「みんなであそぼう。」

    なんか、懐かしくないですか?

    思わず、「はーい!」と手を挙げたくなるような。

    子供の頃って、毎日友達と「あそぼう!」と言っていませんでした?

    「何する?」  「何しようか?」
    「ドッチボールは?」  「いいよ。じゃあ、B君も呼ぶ?私誘ってくるよ。」 
    「じゃあ、私がボールもってくるね」
    「じゃあ、15時にAちゃんの家で」etc

    子供って、みんなが主役だなと思います。

    特に小学校に入る前。
    保育園に育児参加しようものなら、子供一人一人が一斉に話しかけてきます。
    話したいし、聴いてほしいし、遊びたいし、くっつきたいし(笑)

    ああも、自然に人と関われて、一人一人にやりたいことがあって、夢中になれて、なんなんでしょうね?

    うちの小2の息子をみていても思います。
    4月に担任が変わって、4日目に言った言葉。

    「今度の先生、僕を当ててくれないんだ。まだ2回しかあたってないんだよ」

    ですって!

    当たりたいんだ!

    と思いました。

    皆さんはどうです?4月に上司が変わったとして、沢山当たりたいですか?

    どこに行っちゃったんでしょう。

    確かに私たちの中にあった、あの止まらない好奇心・行動力・集中力。

    チームビルディングのワークショップというのは

    そういう自分の中に”確かにある”けど、ちょっと錆びついてたものに潤滑油を挿してくれるもの

    自分の歯車が動き出し、他人の歯車も動き出すことで、大きな力になることを改めて実感させてくれるものかもしれません

    実感するだけでなく、一度まわりだした歯車を、職場で家庭で学校で、回し続けることも忘れてはいけない重要な要素です

    「アソビジ」さんは、「遊び」と「ビジネス」を融合させた研修プログラム(=アソビジ)を通して組織が“チーム”になるサポートをしている会社だそうです。

    元学校の先生で、しかもまだ30代前半の人達がやっているというのも、興味深かったです。

    今回の体験会は、

    部屋に入るなり、色テープやカードや、フラフープetcを発見し、ドキドキ・ワクワク。

    複数のゲームを通して、次第に参加者が打ち解け、共通の目標に向けて頭をひねり、意見を交換し、一人一人が役割をもって動き出すという体験をしました。

    リラックスして楽しむことから入り、最終的には、グループとチームの違いや、チームの成長プロセス(by 日本チームビルディング協会から引用)など概念的なことを共有するに至りました。

    引き続き、何かお付き合いができればと思っています。

    さて、うちには息子という遊びの師匠がおります。

    好奇心・行動力・集中力etc 負けておられぬ。

    あそぶぞ!
      


  • Posted by rika_rika at 13:56Comments(2)ご縁・集う・つむぐ

    ワールド・カフェ・ウィーク2010プレイベント

    5月22日(SAT)~5月30日(SUN)に行われるワールド・カフェ・ウィーク2010のプレイベントに行ってきました。

    テーマは「ストーリーテリング×ワールド・カフェで対話の価値を実感する!」です。

    みなさん、ワールドカフェってご存じでしょうか?

    リラックスした雰囲気の中、少人数で分けたテーブルで自由な対話を行い、ときどき他のテーブルとメンバーをシャッフル(ミツバチが花々に受粉するイメージ)して対話を続けながら、まるで全員と対話したようなつながり感や、意見・知識を得ることのできる会議手法の1つです。

    ファシリテーターは、大前みどりさんです。

    私、彼女に会いたかったんです。
    twitterで発見して、フォローしているのですが、一度直接会って話がしたい!とずっと思っていたのです。

    大前さんは、働 く人のやりがいや喜びを映像にした感動体験ムービーを企業向けに制作することを業としています。
    インタビューやアンケートを通して、これまでに約5,000人以上の仕事を通しての 感動体験ストーリーに触れ、その他、人を幸せにする経営の研究、個の可能性を発揮できるような対話の場づくりをライフワークにしていらっしゃいます。

    私も、キャリアカウンセリングや、セラピーで、語り=ストーリーテリングをとても大切にしています。

    客観的な事実など存在しないのかもしれないと思う時があります。
    出来事は、一人一人の語りの中にある。
    出来事とは、一人一人の価値観・興味・心模様といった窓枠から見た風景なのかもしれません。

    カウンセラーは、語り手の曇りない鏡となり、風景を映し出すことによって、語り手が自分が語った風景を眺める時間を与えます。

    風景を改めて眺めているうちに、風景を見ている自分ってどういう自分なんだろうと思うことがあります。

    そうそう、私はこういうふうに風景をみたい自分なのよ。

    ううん、私は本当はこういう風に風景をみたいんだわ。

    風景と自分の間に意味という架け橋がかかるかもしれません。

    大前さんがやっていらっしゃる感動体験ムービーがすごいのは、語り手の鏡となるのが映像であり、語り手だけでなく、他の人が共有することが前提ということです。

    大前さんは、

    どんな仕事でも、日常の一つひとつの体験の中に、その組織やその仕事の意味がつまっています。それを現場の社員の方々が実感することが、仕事のやりがいにつながっていきます。そしてそういった個々の社員の数々のストーリーの積み重ねがその組織のあり方(組織文化)をつくっています

    と書いています。

    今回、参加して思ったことは、
    同じ会社の人=BUT他人が体験した感動体験を、映像で見ることによって、

    Iメセージ:”私は”どうなんだろう?

    Weメッセージ:”私たちは”仕事・会社を通して、どうあるべきなんだろう、どうありたいんだろう?

    Iメッセージ:私はそのために何ができるだろう

    といったサイクルが回るような気がしました。

    更に、ワールドカフェという、語りあい・共有する場を加えることで、単なるその時一瞬の想いだけでなく、具現化・深化していくのではないかと思いました。

    <今回のワールドカフェの流れ>
    ・アイスブレイク
    ・参加者同士での体験談インタビュー/他者紹介形式でグループ内発表
    ・感動体験ムービーサンプル視聴
    ・ワールド・カフェで「体験を共有することの価値」について対話
    ・全体シェア



      


  • Posted by rika_rika at 10:29Comments(3)ご縁・集う・つむぐ

    ご縁

    私は「ご縁」という言葉が好きです。


    辞書を調べると

    えん【縁】
    1 物のへり。ふち。「縁辺/外縁・周縁」
    2 物事のつながり。かかわりあい。ゆかり
    3 婚姻によって生じる関係。親子・夫婦のつながり
    4 仏教で、ある結果を生じる間接的な原因

    とあります。


    ご縁があったなと思う人は、私が求めた人です。

    人には、毎日、駅に向かう途中で、満員電車の中ですれ違っています。
    お会いできたな、つながりがもてたなという人は、私が相手をそう認識したときに生まれるのだと思います。


    そして、ご縁があったなと思う人は、相手もまた私を求めてくれた人です。

    ブログ、ML、twitter、SNS。発信する場はいくらでもありますが、
    私が投げたボールに気付いて、受け止め、返してくれる。
    なんて有難いことなんだろうと思います。


    今回、そんな素敵なご縁がありまして、こちらでブログを開設する運びとなりました。

    どうぞ、宜しくお願いします。  


  • Posted by rika_rika at 09:09Comments(0)ご縁・集う・つむぐ