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わたしメッセージ（アイメッセージ）ってご存知ですか？

わたしメッセージを使うところに、
・アドラー心理学
・アサーティブ
・コーチング
などがあり、子育て本にも紹介されているのでご存じの方も多いかもしれません。

親業では、６つのわたしメッセージが紹介されています。
１）宣言のわたしメッセージ
２）肯定のわたしメッセージ
３）予防のわたしメッセージ
４）返事のわたしメッセージ
５）対立のわたしメッセージ
６）価値観に影響を与えるわたしメッセージ

この中から1つずつお話していきたいと思います。
まずは、１）宣言のわたしメッセージから。

１）宣言のわたしメッセージ
あなたの考え、好きなこと、嫌いなこと、気持、姿勢、意思などを相手に伝えます。

例）
私は家族と一緒に過ごすことを大切にしています。
私は暴力場面が多い映画は苦手です。

自分の欲求、願い、好きなことを周りに伝えることが出来る人は、
その欲求、願いが叶いやすいと言われていますが、
自分の想いに共感する誰かが、自分の為に動いてくれる
そんな有り難いことが起きるからかもしれません。

あなたの苦手なもの、嫌いなものを伝えておけば、
周りは、わざわざあなたにそれをすることはなくなるでしょう。
対立を予防してくれます。

不要な対立が起きるのは、｢言ってくれたらよかったのに｣
と相手が思うことを、自分が伝えていないことにも原因があります。

好きでもないことに誘われたり、不要なお土産をもらったり、
いらない世話をされたり、相手の好意があるだけに、
いらないなと思いながら、相手の好意を受けてしまうことがあります。
相手だって、あなたを困らせようとしているのではありません。
｢言ってくれればいいのに。｣

宣言のわたしメッセージを使うことによって、
そんな不要な対立を防ぐことができます。

自分と相手に率直であれば、相手もあなたに率直に接しやすくなります。
率直に相手に伝えることで、
相手はあなたのことをより深く知ることができ、
あなたと親密になるための次の行為を選択することができるのです。

宣言のわたしメッセージは、
親密さつくるメッセージです。

今回ご紹介した宣言のわたしメッセージは、
追ってお話する返事や対立、価値観のわたしメッセージと違って、
お互いに問題を抱えていないニュートラルな時に使うものです。
リスクが少なく、対立の予防や、より関係性を深めるのに有効です。

困る場面でわたしメッセージを使えるようになるためにも、
問題のない時に使い慣れておくといいかもしれません。

わたしメッセージ。
まずは、宣言のわたしメッセージ始めてはいかがでしょうか？

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