違うから夫婦
2011年01月20日
私がやっているエンパワメントプログラムトゥルーカラーズ(TC)の講座は、
気づきを生む楽しいプログラムがたくさん用意されていますが、
今回はその一つ『人関係のカラー調べ』を通して私自身が得たものについてお話しします。
TCの4つのカラーは、人の持ち味(資質)を象徴させたものです。
自分にフィットする順にカラーを並べ、次に自分の大切な人を思い浮かべて、
その人にフィットする順に並べて、そこから浮かび上がってくる気づきを周囲の人と共有します。
このプログラムを初めて体験したとき、私と夫の補完関係に驚きました。
私と夫は、映画のファンサイトで知り合いました。
オレンジ(自由・挑戦)が第一カラーの私は、ワクワクすることが大好き。
思いついたら、すぐ行動。
映画イベントの企画を立ててメーリングリストで投げかけ、どんどん形にしていきます。
夫は参加者の一人でした。メーリングリストの形を作り、会計を担当し、「この人使える」というのが、夫の第一印象でした(笑)。
それもそのはず。
私の弱みである第四カラーのゴールド(秩序・責任)を、彼は見事に補ってくれたのです。
これは彼の第二カラーです。
楽しむためだけに集まった、ある意味混沌としたグループの中、彼は確実に自分の役目を果たしてくれました。
「この人に任せておけば間違いない」と、安心できる人でした。
彼にとって、私のオレンジはどう映ったのでしょう?
かつて彼がこう言っていたのを覚えています。
「今までの自分なら、こういった企画にはまず参加していない。
自分は、よくわからないものが目の前にある時、調べて吟味して、大丈夫だと確信できてから進むタイプ。
でも、最近、まずは飛び込んでみるのも大事だと思って、そんな時に、この映画のイベントがあった」
私は、彼が新しい自分に挑戦していること、彼が飛び込める企画を立てられたことを嬉しく思ったものです。
このように私と夫の「オレンジ」と「ゴールド」には、思い当たることが沢山あります。
価値観の違いは、ケンカの原因にもなります。
でも、何故対立するのか、お互いの違いに気づいて、尊重することで、対立ではなく補完、感謝・尊敬の関係に変えていくことができる。
パートナーでいる上で大切なヒントを、TCは授けてくれました。
これだけで終わらないのが、TCの奥深さ。
私が第一カラーのオレンジと、第二カラーであるグリーン(探究・思索)の関係に悶々としていた時のことです。
私は、オレンジの人と一緒に仕事することが多いのですが、オレンジばかりの中にいると、自然と第二カラーのグリーンを発揮するようになります。
「何故?」「どうしたらいい?」……調査・分析し、皆に問いを投げかけ、深めていく役割です。
チームに貢献でき、周りからもグリーンが求められるようになります。
するとやがて、第一カラーのオレンジが抑えられて、苦しくなるのです。
そんな時、夫の第一カラーがグリーンであることの重要性に気づきました。
それまでは「二人ともグリーンが高いから繋がっていられる」ぐらいしか思っていませんでした。
でも彼がグリーンでいるから、私はオレンジでいられるのです。
私は家でグリーンを脱ぐことで、仕事でグリーンを出す余裕が生まれました。
今、一番注目しているのが私と夫のブルー(調和・つながり)です。
二人とも第三カラーですから、自然とは出てこないカラーです。
特に私はカウンセラーという仕事柄、外でブルーを強く出しています。
家に帰れば、母親として息子にブルーを発揮。
その結果、夫にブルーが出にくくなるのです。
相手の気持ちを察し、いたわり、感謝し、応援する。
夫婦として繋がることが疎かになってしまいます。
先日、結婚記念に、二人で平日に会社を休んで鎌倉に行きました。
ゆったりとした時間の中で、将来のこと、子どものことなど、お互いの想いを口にする。
そんなブルーの時間を持つことが、私たち夫婦が「居心地の良い他人」ではなく「夫婦」であるための鍵だなと実感しました。
TCの4つのカラーは、全てが等しく意味があります。
人と人が出会った時、違うから対立するのではなく、違うからこそ成長のヒントや、助けられている喜びなど、素敵なものがいっぱい詰まっていると実感できたら。
入門講座でお会いできるのを楽しみにしています。
トゥルーカラーズとはを知りたい方は、こちら
入門講座の内容を知りたい方は、こちら
★次回のトゥルーカラーズ入門講座★
■日:1月29日(土)
■場所:アスク研修室 (東京都中央区日本橋浜町3-16-7 友泉日本橋浜町ビル7F)
■時間:13:30~17:00
■定員:20名
■参加費:9,450円(税込)※テキスト&教材費含む
■申し込みはこちら
※この次の入門講座は、3月25日(金)になります
気づきを生む楽しいプログラムがたくさん用意されていますが、
今回はその一つ『人関係のカラー調べ』を通して私自身が得たものについてお話しします。
TCの4つのカラーは、人の持ち味(資質)を象徴させたものです。
自分にフィットする順にカラーを並べ、次に自分の大切な人を思い浮かべて、
その人にフィットする順に並べて、そこから浮かび上がってくる気づきを周囲の人と共有します。
このプログラムを初めて体験したとき、私と夫の補完関係に驚きました。
私と夫は、映画のファンサイトで知り合いました。
オレンジ(自由・挑戦)が第一カラーの私は、ワクワクすることが大好き。
思いついたら、すぐ行動。
映画イベントの企画を立ててメーリングリストで投げかけ、どんどん形にしていきます。
夫は参加者の一人でした。メーリングリストの形を作り、会計を担当し、「この人使える」というのが、夫の第一印象でした(笑)。
それもそのはず。
私の弱みである第四カラーのゴールド(秩序・責任)を、彼は見事に補ってくれたのです。
これは彼の第二カラーです。
楽しむためだけに集まった、ある意味混沌としたグループの中、彼は確実に自分の役目を果たしてくれました。
「この人に任せておけば間違いない」と、安心できる人でした。
彼にとって、私のオレンジはどう映ったのでしょう?
かつて彼がこう言っていたのを覚えています。
「今までの自分なら、こういった企画にはまず参加していない。
自分は、よくわからないものが目の前にある時、調べて吟味して、大丈夫だと確信できてから進むタイプ。
でも、最近、まずは飛び込んでみるのも大事だと思って、そんな時に、この映画のイベントがあった」
私は、彼が新しい自分に挑戦していること、彼が飛び込める企画を立てられたことを嬉しく思ったものです。
このように私と夫の「オレンジ」と「ゴールド」には、思い当たることが沢山あります。
価値観の違いは、ケンカの原因にもなります。
でも、何故対立するのか、お互いの違いに気づいて、尊重することで、対立ではなく補完、感謝・尊敬の関係に変えていくことができる。
パートナーでいる上で大切なヒントを、TCは授けてくれました。
これだけで終わらないのが、TCの奥深さ。
私が第一カラーのオレンジと、第二カラーであるグリーン(探究・思索)の関係に悶々としていた時のことです。
私は、オレンジの人と一緒に仕事することが多いのですが、オレンジばかりの中にいると、自然と第二カラーのグリーンを発揮するようになります。
「何故?」「どうしたらいい?」……調査・分析し、皆に問いを投げかけ、深めていく役割です。
チームに貢献でき、周りからもグリーンが求められるようになります。
するとやがて、第一カラーのオレンジが抑えられて、苦しくなるのです。
そんな時、夫の第一カラーがグリーンであることの重要性に気づきました。
それまでは「二人ともグリーンが高いから繋がっていられる」ぐらいしか思っていませんでした。
でも彼がグリーンでいるから、私はオレンジでいられるのです。
私は家でグリーンを脱ぐことで、仕事でグリーンを出す余裕が生まれました。
今、一番注目しているのが私と夫のブルー(調和・つながり)です。
二人とも第三カラーですから、自然とは出てこないカラーです。
特に私はカウンセラーという仕事柄、外でブルーを強く出しています。
家に帰れば、母親として息子にブルーを発揮。
その結果、夫にブルーが出にくくなるのです。
相手の気持ちを察し、いたわり、感謝し、応援する。
夫婦として繋がることが疎かになってしまいます。
先日、結婚記念に、二人で平日に会社を休んで鎌倉に行きました。
ゆったりとした時間の中で、将来のこと、子どものことなど、お互いの想いを口にする。
そんなブルーの時間を持つことが、私たち夫婦が「居心地の良い他人」ではなく「夫婦」であるための鍵だなと実感しました。
TCの4つのカラーは、全てが等しく意味があります。
人と人が出会った時、違うから対立するのではなく、違うからこそ成長のヒントや、助けられている喜びなど、素敵なものがいっぱい詰まっていると実感できたら。
入門講座でお会いできるのを楽しみにしています。
トゥルーカラーズとはを知りたい方は、こちら
入門講座の内容を知りたい方は、こちら
★次回のトゥルーカラーズ入門講座★
■日:1月29日(土)
■場所:アスク研修室 (東京都中央区日本橋浜町3-16-7 友泉日本橋浜町ビル7F)
■時間:13:30~17:00
■定員:20名
■参加費:9,450円(税込)※テキスト&教材費含む
■申し込みはこちら
※この次の入門講座は、3月25日(金)になります
Posted by rika_rika at 14:50│Comments(0)
│Colors