チャレンジの場
2010年07月31日
夏休みですね。
私が所属している「公益法人ジュニア・アチーブメント日本」では、
毎年この時期、夏休みを利用して、高校生向けのイベントを複数開催します。
★英語でチャレンジ!ビジネスプランコンテスト
全国の高校生を対象にしています。1チーム2人で出場します。
今年のお題は、「中国でエコフレンドリーなサービスを展開する」でした。
全国から集まったビジネスプランを審査し、通過した7組(14名)が国内決勝に進出しました。
上位3組は、シンガポールで行われる国際大会に出場できます。
早めに来て、練習する高校生たち。緊張がみなぎっています。
通過して、プレゼン準備までは2週間。
その間に、パワーポイントの作成、試作品制作、プレゼン準備をしなければいけません。
それだけでも、ハードルが高いのに、全て英語です。
しかし、彼ら彼女は、とてもしっかりしていました。
社会人(しかも、企業のTOPや大学教授)を前にして、堂々と発表。
彼ら彼女をみていて、思ったことがあります。
しっかりしている、堂々としているのは、
いかに、やるだけのことをやったかではないかと。
結果発表では、勝った人は大声を出したり、抱き合ったり、泣いたりで大喜び。
負けた人は口をきゅっと絞って、悔しさをかみしめていました。
でも、その後、自分たちのどこを改善したらいいのか審査員に尋ね、
来年に向けて、早くも意欲を見せていました。
勝った人は、シンガポールで他の国と高校生と競い合います。
新しいお題が出るので、いちからはじめなければいけません。
しかも、猶予は1日半。徹夜覚悟の真剣勝負。
子どもにチャレンジの場を!
やるだけのことをやったと思える体験。
自分はここまでできるんだという自分への信頼。
パートナーがいることの心強さ、互いに補いあう感覚、有難さ。
勝とうが負けようが、一度乗り越えられたら、また乗り越えられると思えるものです。
自分はやれる。チャレンジできる。
そんな感覚を身につけるには、体験しかありません。
子どもたちにチャレンジの場を!
ビジネスプランコンテストの詳細はここ
★都立高校生ジョブシャドウ
詳細はここ
今年で4回目。
東京都には180ほどの都立高校がありますが、
その中から希望者を募り、
最大120名の高校生にジョブシャドウに参加してもらうものです。
ジョブシャドウとは、
「人がしている仕事を見るのではなく、仕事をしている人を見る」プログラムです。
その名の通り、シャドウ(影)のように社員にくっつき、
仕事をしている人の取り組み姿勢をじっくり観察し、
そこから何かを感じる、発見する機会を与えるものです。
仕事というものは、人がしているということを実感します。
会社という組織は、人が動かしていることを実感します。
ここがとても大きいのです。
決して、言われたことをやっているだけではない。歯車ではない。
一人ではやるわけではない。仲間とやればいい。
とっても疲れるけど、疲れるだけではない。
仕事を通して、人が得ているもの。
お金だけでなく、やりがいや、成長や、つながりなど。
いろんなことを体感することができるのです。
決して、適正検査では、進路指導や個人カウンセリングでは得られない
体感が、ジョブシャドウにはあります。
お父さんは、毎晩カップ酒だけど、今日はビールを飲ませてあげたい
といった高校生がいました。
大変!だけどやれると思った。といった高校生がいました。
「大変」という言葉には、マイナスの要素だけでなく、
チャレンジや成長の意味があるんだよ。
★キャリアメンタリングプログラム
養護施設の高校生を対象にしたプログラムです。
養護施設の高校生は、卒業したら施設を出なければいけません。
進学や就職も大きな転機で、一般の高校生にとっても困難な出来事ですが、
彼ら彼女は、生活の基盤である家もなくなるのです。
就職する高校生は、住み込みや寮がある職場を探すなど、
選択肢も少なくなります。
また、DVなどで施設に入った子どもが多いため、
自分に自信をもつことや、コミュニケーションに不安を抱えている子も少なくありません。
新しい環境に大きな不安を抱えているのです。
このプログラムは、大人1人がべったり、まる1日、高校生に付き添います。
その中では、
・就職スキル(自分の良さを引き出す、自分の良さを表現する)の向上
・自己効力感の向上
(はじめて出会った大人が、1日かけて真剣に耳を傾け、共感し、相談に乗る。
なんとか踏み出せそう、なんとかがんばっていけそうという思いの向上)
を目的としています。
このプログラムは、今年で5年目ですが、毎回感動します。
一人の大人と一人の高校生が出会った偶然と必然。
人と人の関係において、
支援する側と支援される側、一方的な関係はないという確信。
私たちは、出会った人といつでもエンパワメントしあえる力を
もっている。
エンパワメントは一方通行ではない。
あなたが相手に対し、エンパワーしようと関わった時、
あなたもきっと、あたたかく、そしてなんともいいようのない
自己肯定感や感謝を感じることでしょう。
それが人がもつ力なのだと思います。
一人一人できることから。
私が所属している「公益法人ジュニア・アチーブメント日本」では、
毎年この時期、夏休みを利用して、高校生向けのイベントを複数開催します。
★英語でチャレンジ!ビジネスプランコンテスト
全国の高校生を対象にしています。1チーム2人で出場します。
今年のお題は、「中国でエコフレンドリーなサービスを展開する」でした。
全国から集まったビジネスプランを審査し、通過した7組(14名)が国内決勝に進出しました。
上位3組は、シンガポールで行われる国際大会に出場できます。
早めに来て、練習する高校生たち。緊張がみなぎっています。
通過して、プレゼン準備までは2週間。
その間に、パワーポイントの作成、試作品制作、プレゼン準備をしなければいけません。
それだけでも、ハードルが高いのに、全て英語です。
しかし、彼ら彼女は、とてもしっかりしていました。
社会人(しかも、企業のTOPや大学教授)を前にして、堂々と発表。
彼ら彼女をみていて、思ったことがあります。
しっかりしている、堂々としているのは、
いかに、やるだけのことをやったかではないかと。
結果発表では、勝った人は大声を出したり、抱き合ったり、泣いたりで大喜び。
負けた人は口をきゅっと絞って、悔しさをかみしめていました。
でも、その後、自分たちのどこを改善したらいいのか審査員に尋ね、
来年に向けて、早くも意欲を見せていました。
勝った人は、シンガポールで他の国と高校生と競い合います。
新しいお題が出るので、いちからはじめなければいけません。
しかも、猶予は1日半。徹夜覚悟の真剣勝負。
子どもにチャレンジの場を!
やるだけのことをやったと思える体験。
自分はここまでできるんだという自分への信頼。
パートナーがいることの心強さ、互いに補いあう感覚、有難さ。
勝とうが負けようが、一度乗り越えられたら、また乗り越えられると思えるものです。
自分はやれる。チャレンジできる。
そんな感覚を身につけるには、体験しかありません。
子どもたちにチャレンジの場を!
ビジネスプランコンテストの詳細はここ
★都立高校生ジョブシャドウ
詳細はここ
今年で4回目。
東京都には180ほどの都立高校がありますが、
その中から希望者を募り、
最大120名の高校生にジョブシャドウに参加してもらうものです。
ジョブシャドウとは、
「人がしている仕事を見るのではなく、仕事をしている人を見る」プログラムです。
その名の通り、シャドウ(影)のように社員にくっつき、
仕事をしている人の取り組み姿勢をじっくり観察し、
そこから何かを感じる、発見する機会を与えるものです。
仕事というものは、人がしているということを実感します。
会社という組織は、人が動かしていることを実感します。
ここがとても大きいのです。
決して、言われたことをやっているだけではない。歯車ではない。
一人ではやるわけではない。仲間とやればいい。
とっても疲れるけど、疲れるだけではない。
仕事を通して、人が得ているもの。
お金だけでなく、やりがいや、成長や、つながりなど。
いろんなことを体感することができるのです。
決して、適正検査では、進路指導や個人カウンセリングでは得られない
体感が、ジョブシャドウにはあります。
お父さんは、毎晩カップ酒だけど、今日はビールを飲ませてあげたい
といった高校生がいました。
大変!だけどやれると思った。といった高校生がいました。
「大変」という言葉には、マイナスの要素だけでなく、
チャレンジや成長の意味があるんだよ。
★キャリアメンタリングプログラム
養護施設の高校生を対象にしたプログラムです。
養護施設の高校生は、卒業したら施設を出なければいけません。
進学や就職も大きな転機で、一般の高校生にとっても困難な出来事ですが、
彼ら彼女は、生活の基盤である家もなくなるのです。
就職する高校生は、住み込みや寮がある職場を探すなど、
選択肢も少なくなります。
また、DVなどで施設に入った子どもが多いため、
自分に自信をもつことや、コミュニケーションに不安を抱えている子も少なくありません。
新しい環境に大きな不安を抱えているのです。
このプログラムは、大人1人がべったり、まる1日、高校生に付き添います。
その中では、
・就職スキル(自分の良さを引き出す、自分の良さを表現する)の向上
・自己効力感の向上
(はじめて出会った大人が、1日かけて真剣に耳を傾け、共感し、相談に乗る。
なんとか踏み出せそう、なんとかがんばっていけそうという思いの向上)
を目的としています。
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もっている。
エンパワメントは一方通行ではない。
あなたが相手に対し、エンパワーしようと関わった時、
あなたもきっと、あたたかく、そしてなんともいいようのない
自己肯定感や感謝を感じることでしょう。
それが人がもつ力なのだと思います。
一人一人できることから。
2011年の私
12月3日のキャリア×ワールドカフェの報告
キャリア×ワールドカフェ 自分の勿体ないとほっとけないを形に
月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~
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大変
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Posted by rika_rika at 10:30│Comments(0)
│キャリア